4hm1 バルブステムシール交換
今日は行楽日和でしたね。
ロシアはスターリングラードに行ってまいりましたよ。
ええ、Googleマップです。
今回はド初期のモデル。
1700キロで1リッターもオイルを食うエンジンの整備です。
始動時に白煙吐くんでステムシール逝っちゃったんだね。
車検証を信じるなら15000キロ走ってないんすけど…
そのくせ圧縮は冷間時で13キロ超えてます。
基準値以上です。
よくプラグ飛ばなかったな…
圧縮圧力低いのは勿論高いのもダメです。
オイル燃え燃えでカーボンが死ぬほど溜まってるんでしょうね。
プラグホールからオイルを垂らすと圧縮はさらに上昇。
このことからリングもヘタってんでしょうけどとりあえず予算の関係でステムシール交換と清掃、バルブからの漏れがあれば擦り合わせのみ。
出来るならやりたくない擦り合わせ。
技術がいるのもそうだけどタペットクリアランスも詰まるからシムの交換も必要になってきます。
広い目だったんで多少擦り合わせても大丈夫とは思いますが。
慣性とバルブ角で有利なDOHCのメリットは無くなっちゃいますがインパルスみたいにロッカーアームついてりゃ楽チンなんすけどね。
ビフォー
アフター
それなりに苦労しました。
バルブ入れてガソリン入れるとちょっと漏れるんで擦り合わせ。
ピストンも気持ち清掃しときました。
一個500円ぐらいですが16個もありますからねぇ。
ヘッドガスケットは勿論交換。
なんかオシャンティな梱包でした。
スプリングは基準値内でしたんでそのまんま組み込み。
必ず変えろってことなんでテンショナーのガスケットも交換。
問題のバルブクリアランスはつまる方向で結果オーライ。
揃っては無いんすけど、予算の関係でここまで。
すっごく中途半端ですが、仕方ないですね。