OUT OF MY SKULL

大阪でひっそりと活動する修理屋

RD350 オイルポンプ オーバーホール

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裏にギアがついてるタイプですね。
このタイプ、最少ストロークを合わせるのが楽ちんですが、他のタイプよりオイル漏れの可能性が増えちゃうんですよね。
この個体もギタギタですね。


必要な部品。
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93104-04114 プランジャについてる小さいオイルシール

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93101-10090 手で回すギアのとこのオイルシール
このギアのないタイプには勿論使えません。

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86A-13142-00 4つのネジで止まってるところのガスケット。

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93104-14059 回転シリンダーのとこのオイルシール

パーツリストには載ってませんが、もうみんなご存知ですよね。

ボディですが吐出口が結構詰まってることがあるので中からひつこいぐらいパークリで清掃しましょう。
ワンウェイなので逆(オイルがでてくる方)からは意味ないよ。

この個体の場合、プランジャが減ってて不安いっぱいで使えそうになかったので確かMR50の極上オイルポンプからいただきました。
この辺りはどれも同じですね。


手がばばっちかったので写真ありません。
ゴメンね。

このタイプはプーリーのストッパーが打ち込みだったり、中のギアにスプリングandピンがある以外は他とのタイプとほぼ一緒です。
中のギアの向きに気をつけないと折角の手回しギアが使えなくなりますよ!

一応作業は受け付けてるけど自分でやる方がいいよ。
プランジャー減ってたりしたらオーバーホール出来ないしね。

最少ストロークは0.2〜0.25mmです。
ギアがあるのでストレスなく直ぐ測れちゃいます。

アルミの腐食を少し残し、ネジ類をサラのネジで仕上げるマニアックな見た目のオイルポンプが完成!!
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